【舌癌手術4回目:入院9日目】痛み止めの間隔を間違えて痛い

スケジュール, 入院, 手術, 痛い, , 舌癌

入院生活も9日目です。

2日目に手術を受けたので、手術後8日経過しました。

2019年6月12日水曜日の話をシェアしたいと思います。

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痛み止めの間隔を間違えて痛い

現在、痛み止めが手放せない状態が続いています。

薬が手放せない

ロキソニンみたいです。

「ロキソニン顆粒1.2g」って書いてあるし。

 

6時間経過しないと次を飲んだらいけない、となっているようです。

続けざまに飲むとどうなるのか!?

胃が荒れるそうです。

 

舌が、顔が痛いので、胃くらい荒れたって気にしない、と思っているのですが、「6時間以上」と言うのは鉄の掟みたいです。

 

数日前タイオーバーと言う、口の中のガーゼを外す処置をしたのですが(※過去ログご参照ください)、それ以来、少し痛いのが収まっているような気がします。

口の中にガーゼを縛り付けていたのは、それだけで痛かったみたいだし、ストレスだったみたいです。

それが無くなったことで、痛みが少し緩和したような気がしています。

・・・気がしていました。

 

6時間以上あける、という事は、「6時間は効く」と考えています(素人判断)。

それが、7時間ごと、8時間ごと・・・と時間をあけることができれば、段々と痛み止めの要らない生活がるくと考えていたのです。

 

水曜日(前日)は朝8時に痛み止めを飲んだので、次は(6時間後は)、午後12時。

ところが、痛いと思って痛み止めをもらったのは、17時。

なんと、9時間も痛み止めなしで過ごせたのです。

その間、朝食も食べた。

昼食も食べた。

お風呂も入った。

日常生活をしていたけれど、痛み止めはなくていられたのです。

 

ところが、17時。

時間をあけ過ぎました。

調子に乗りすぎました。

めちゃめちゃ痛った!

9時間は、今の私には早すぎた!

ごめんなさい!(誰に!?)

 

ベッドに座った状態で、考える人のポーズのまま固まること10分少々。

痛み止めを飲んでから、薬が効き始めるまでの時間です。

その後も30分くらいまで痛みは緩和していき、その後は、痛みが抑えられた状態(痛くないわけではない)。

痛み曲線

イメージ的にはこう。

薬を飲んだ時間がゼロだとしたら、最初の方は痛みの押さえられ速度が早い。

30分くらいの間は痛みをどんどん押さえていくけど、30分くらい以上はそれ以上押さえられない。

痛みはゼロにはならない。

 

食事の量をごまかす

食事は、「美味しくないご飯(おかゆ)」と言う強敵と戦う日々です。

朝ごはん

朝ごはん

ご飯と味噌汁。

日本人の基本的な朝食・・・に思えそうだけれど、朝っぱらからこんなにどんぶり飯いっぱいおかゆを食べる人が日本にどれだけいるだろう?

香港の人は朝ごはんはお粥みたい。

結構大きいどんぶりで。

でも、それはちゃんと味がついていた。

 

この病院食のお粥は、本当に味がないお粥。

そんなにいっぱい食べられないよ!

味噌汁だけ飲んでごまかしました。

 

朝はパンでないと・・・

パンを食べる

パンは普通にうまい。

普通に1個食べられる。

パンは食べられる

パンを普通に食べられるようになっているのに(大変なのは大変)、病院食ではお粥ってそれでいいのか!?

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昼ご飯

昼ご飯はハンバーグだったみたいです。

ハンバーグの昼食

きざみ食なので、ハンバーグはそぼろになっているのですが・・・

緑、黄色、赤の塊は、三色野菜ミックスみたいです。

白っぽいのはポテトみたい。

そのまま出してくれたら、もっと美味しく食べられただろう・・・

 

左の皿のやつはサラダみたいです。

右の器はスープ。

 

でも、ご飯はあの「鉄壁お粥」です。

お粥は一口だけ食べて、「とりあえず食べたけれどダメでした」的にしました(汗

別にお腹がいっぱいという訳ではありません。

いなりずし

いなり寿司は食べられる^^;

3個全部。

 

もう、ご飯はお粥から普通のご飯にしていいと思いませんか!?

何と戦っているのか!?

先生曰く「もう少ししてからの方が良いと思いますよ」って。

本当なのか!?

食べられないほど美味しくないお粥が本当にいいのか!?

 

夕ご飯

夕ご飯は、「タラのピカタ」だったそうです。

夕ご飯のピカタ

ピカタって豚肉の料理じゃないのか!?

タラで作っても良いけれど、出されたものは「タラのほぐし身」なので、料理名は「タラのほぐし身、けちゃっぷかけ」じゃないだろうか?

味は、見たまま。

あなたが、今、写真を見て、「こんな味だろうな」と想像したまんまです。

 

夕飯もお粥はスルーして、売店でいなり寿司を買ってきました(気に入った^^)

 

好きなものを食べて、ストレスが緩和しているとき、ある失敗をしてしまいます。

それは、明日の更新の時に書きたいと思います(涙)

 

入院生活の1日

入院生活って暇なようで、忙しい。

忙しいようで、暇、という難しいスケジュールになっています。

 

1日寝て過ごすことは許されないのです。

ちょいちょい起こされます。

 

6:00 部屋のライトが着く(ここで目が覚める)

6:30 体温、酸素量の測定(看護師さんが部屋に来るので起きる)

6:45 部屋にお茶を持ってきてくれる(寝てたけどまた起きる)

7:50 朝食ができた旨、ベッド横のスピーカから音がする(びっくりして起きる)

朝6時に起きるけれど、寝たり起きたりしながらだらだら過ごしている。

8:00 部屋に食事を持ってきてくれる。(いい加減あきらめて置き上がる)

口腔外科の入院患者は食べるものが汁だし、痛さから、のたうち回りながら食べるので部屋食であることが多いみたい。

8:30 食べた食事の食器をひきに来てくれる(はみがき)

9:00 今日の昼担当と言う看護師さんが挨拶しにきてくれる

9:30 火、木、教授回診(担当医の上司と思われる教授が私の口の中を見て進捗を確認する)

9:30 月、水、金、はお風呂に入れるチャンス(時間は15分以内)

9:45 部屋を掃除しに来てくれる

このタイミングで、売店に行っておにぎりとか買ってくる!

10:45 お茶を持ってきてくれる

11:50 昼食ができた旨、ベッド横のスピーカから音がする(びっくりする)

12:00 部屋に昼食を持ってきてくれる

12:30 食器を片付けにきてくれる(はみがき)

14:00 検温、酸素量、血圧を測りに来てくれる

このタイミングでおやつとか夜のおにぎりを売店まで買いに行く

17:50 夕食ができた旨、ベッド横のスピーカから音がする(びっくりする)

18:00 夕飯を持ってきてくれる

19:00 今日の夜担当と言う看護師さんがあいさつしに来てくれる

20:00 消毒などしてくれることがある(毎日ではない)

20:00 体温、酸素量、を計りに来てくれる

22:00 消灯

夜中は2時間おきくらいで見回りしてくれているみたいで、部屋のドアを開けた音で毎回目が覚める。

 

結構頻繁に誰かが部屋に来るので、1日寝て過ごすのは難しいし、1日寝て過ごしたら夜に寝られない。

基本的に痛いので、おとなしくして、ただ時間が過ぎるのを待っている感じ。

ホテル生活の週末とは基本的に違う生活が病院にはあるのです。

 

口が痛いので、基本的にしゃべらない。

誰とも会わないので、しゃべる必要はない。

会社から電話もかかってこないし、メールも飛んでこない。

 

気楽なもので、良いのだけれど、完全に交流が無くなると、誰かとコミュニケーションをはかりたくなるという・・・人間って難しい生き物みたいです。

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