【舌癌手術4回目:入院8日目】口の中に縫い付けた風船の取り出し
入院8日目です。
2019年6月11日月曜日のことについて書きます。
今日、口の中に固定した風船を取り出しました。
これだけ聞いたらすごくグロい話ですが、まさにそのままです。
シェアします。
今日の進捗
入院初日から、日々色々と進んでいきます。
入院から8日目、手術後7日経過した時点で、劇的に変わる一歩がありました。
それは、口の中に糸で固定している風船を取り除くこと。
どういうこと?
私の手術の場合、口底(こうてい)と舌の一部に癌があったので、それを切っています。
どれくらいの広さだったのかは、まだ教えてもらっていませんが、多分横方向に6センチ、奥行き方向に3センチ、深さ5mmくらいだと思います。
たばこの箱ほどの広さの皮を剥いだわけですので、当然そこには皮膚がありません。
お腹の皮を取って、口の中に移植しています。(これを「植皮」と言うらしい)
ただ、単に皮を貼っただけでは、当然はがれてしまいます。
のりや接着剤はないわけですから。
そこで、風船にガーゼを入れたものを準備して、それを植皮した部分に押し付けたまま固定します。
考えただけでも恐ろしい手術ですが、舌癌の手術をするときは多いのだと思います。
過去4回受けて、毎回そうなので・・・
風船は糸で固定しているそうです。
聞いた話では、50本以上の以上で固定しているのだそうです。
写真をシェアしたいけれど、かなりグロいので、加工して・・・
自分でもあまり直視できないのですが、金具っぽいのも見えるみたい・・・
白いのは全部「糸」みたいです。
ちょっとピントがズレているくらいがちょうどいい・・・
ちゃんと見るとかなりグロい感じです。
11日は、その風船を取りました。
タイオーバーとかって、言うみたい。
ガーゼが取れると・・・スプラッター。
とてもお見せしたらいけないような、生々しい状態です(汗)
痛いのは、以前と変わらず痛いのですが、舌は少し自由に動く動かせる様になりました。
ただ、舌自体を曲げたりは、まだできないみたいです。
あと、すごく腫れているので、しゃべっても普通にしゃべれません。
舌が邪魔でちゃんと発音できない感じ。
今が完成形だったら、「言語障害」とかって言われそうです。
時間経過とともに、腫れが収まるのを期待したいと思います。
ご飯の変化
昨日の夕食から、おかずがきざみ食に変わったままですが、ちゃんとご飯らしい味がするようになりました。
昨日までは、朝と昼は完全ペースト食。
昨日朝のペースト食
昨日昼のペースト食
もうね、どれが何なのかわからない!
朝と昼では品数が違うので、別のメニューだろうと思うけれど、全部「液」だから・・・
昨日夜のきざみ食
夕食は「きざみ食」にしてもらいました♪
ペースト→きざみ食でこんなにも違うのか、と思いました。
材料に何を使っているのか、やっと予想がつく感じに・・・
おかずは、「牛肉と野菜の炒め物」と「胡麻和え」らしいのですが、写真上の方が、「牛肉の~」だとちゃんとわかります。
ペースト食だと「1色の液」なので、味も何もあったもんじゃない。
栄養は取れるのだろうけれど、人はそんなには食べられないです^^;
ご飯は、お粥の状態が変わらず続いていて、これが実に進まない。
食べないと足りないので、お腹がすくから、売店で買ってきたパンとか、おにぎりとか、食べてます^^
コンビニのおにぎりうめぇ。
コンビニのパンうめぇ。
病院食一択だと段々見えなくなるのだけれど、病院食って美味しくないんだなぁ・・・
今日になって、魚がフレーク状で出るくらいになっているので、ちゃんと味が分かる感じ。
左はサラダらしい。
脱ペースト食で食事内容は少しグレードアップしましたが、ストレスは大きいです。
チョコレートとかでも、そっちの方がおいしいし。
舌の風船が無くなったことで、舌を少し動かせるようになったので、食べられる物にも広がりが出てきました。
おにぎりも食べられるので、ご飯は普通のご飯でも良いと思うのですが・・・
ここら辺はお医者さんが判断することだと思うので、患者的には言うとおりにします。
でも、お腹は空くので、何か売店で買ってきたものも食べ続けようと思います。
何気にカップ麺食べたい・・・
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません