【舌癌の検査】舌癌かもと思ったら、病院は何科にかかればいいのか?
テレビなどで見て、「自分が舌癌かも!?」と思ったことがないでしょうか?
そんな時すごく不安になってしまいます。
その理由は簡単です。
舌癌と言うのはとても発症確率が低い病気で、あまり周囲に情報がありません。
そんな情報がないような病気かも、と思った時、知らないことなので、人は不安になるのです。
最低限のことを知っておけば、全然怖くないので、もし今舌癌かも、と不安に思っておられるようならば、少しだけ読み進めてみてください。
ちなみに、上の画像は3度目の舌癌の再発の図です。
白い丸の部分がそうでした。
ちょっと茶色い部分な、以前の手術で植皮したところなので、舌癌ではありません。
舌癌は何科にかかればいいのか
もし、舌癌だったら、かかる科は、「口腔外科(こうくうげか)」です。
その名の通り、口の中専用の外科です。
耳鼻咽喉科と言う方もおられます。
たしかに、一部の耳鼻咽喉科で舌癌を見ている場合がありますが、耳鼻咽喉科は基本的に、その文字の通り耳と鼻とのどの専門家です。
舌癌は舌の癌なので、厳密には口腔外科が守備範囲です。
口腔外科なんか、どこに行ったらいいのか・・・と思われるかもしれませんが、普通の歯医者さんをよく見たら、口腔外科も看板をあげていることがあります。
最寄りの歯医者さんをチェックしてみましょう。
舌癌と口内炎は違うのか
単に「舌が痛い」と言う場合、ほとんどの場合が「口内炎」だと思われます。
口内炎の場合は、薬があるので、塗っておけば1週間~2週間もあれば治ってしまいます。
近所のドラッグストアでも1000円以下で売られています。
ドラッグストアに行く暇がない場合は、通販で買ってもいいでしょう。
ところが、3週間も4週間も痛いのが治らない場合は、口腔外科に一度見てもらいましょう。
初診料を含めても2000円はかからないはずです。
痛い検査などもありません。
時間も多分30分程度です。
どうなったら舌癌なのか
舌癌とは、舌の細胞が癌化することです。
癌になってしまうと、通常ならば治る傷が治りません。
人間の自動修復能力が壊れてしまっているのです。
口内炎の様な小さな痛みでも、続くようならば一度口腔外科で見てもらいましょう。
舌癌になったらどうなるのか
「舌癌になったらどうなるのか」ですが、最も悪い状況と言えば舌を失います。
当然しゃべることができなくなります。
また、舌やのどは、消化器や肺にも近いため、転移することがあります。
舌癌はそれ自体も当然怖いのですが、転移したら肺がんなども誘発します。
その際の病名は「肺がん」になってしまうため、舌癌は癌の間ではマイナーなのかもしれません。
全てのがんになる人のたった5%しかないのだとか。
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耳鼻咽喉科の咽喉には舌も含んでいます。