舌癌ってどうなるの?
舌癌とは、その名前の通り舌の癌です。
治療方法は外科的に癌部分を切除するのが主流です。
症状が進展して行くと、外科手術に加えて、化学療法(要するに抗癌剤治療)や放射線治療を併用します。
早期発見ができれば、舌の表面だけを切除するだけでいいのですが、一定以上進行すると舌の半分、もしくは全部を失うことになります。
一般的に癌の大きさが4cm以下でリンパ節に転移がない時は90%以上の割合で治ります。
4cmを超えると舌を失うことにもなりかねません。
リンパ節に転移がある場合、全身に癌が転移する可能性があります。
舌癌の場合、近いからかあごの骨や肺に転移する可能性が高いです。
舌癌になった場合、外科的手術(要するにメスで切る)が必要で、その後は食事が満足に食事が摂れません。
そのため2週間~3週間の入院が必要です。
最近では、放射線治療の一環で針状の物を舌内に埋め込むことで癌細胞を死滅させる治療方法があります。
初期の舌癌には外科的手術と同程度の効果が出ているというデータもあります。
患者の負担が減るので今後期待される治療法と言えます。
ただ、放射性物質を体内に埋め込むので、舌の下にシールド板を入れておくなどが必要な上に、食事が摂れないのも同じなので、入院期間はやはり2週間~3週間必要なようです。
舌癌の症状とは?
舌癌の症状を確認しておきましょう。
初期症状ではほとんど自覚症状がありません。
私の場合は、醤油やドレッシングが滲みました。
そして、何年も治らなかったのです。
進行して行くと、しこりが出来てきます。
舌を指で触ると舌の表面から中に固く感じる部分が出てきます。
色としては、周囲の正常な組織の部分とは違う感じで赤くなったり、白くなっている部分が出来てきます。
そして、正常な部分と異常な部分の境がはっきりしません。
段々と、味覚がおかしくなってきます。
味を十分に感じられず、コーヒーに砂糖を入れる際に異常な量を入れてみたり、カレーにスパイスを異常な量入れてみたりすることが出てきます。
分かりやすい味が感じにくくなるので、塩分などが感じられなくなると色々と味に不満を感じる様になってきます。
異常を感じたら出来るだけ早めに専門の病院で診てもらいましょう。
専門の科は、口腔外科だと言えます。
耳鼻咽喉科が担当していることもありますが、舌癌は口腔内の癌なので口腔外科が専門だと言えます。
口腔外科は、街の歯医者さんが兼務していることが多いです。
ちょっと心配程度の時は、まずは近くの歯医者さんで診てもらう程度で十分だと言えます。
費用的にも1000円~2000円程度でしょう(病院によって異なる)。
時間も10分~15分程度だと言えます。30分はかからないでしょう。
診てもらって、問題なければ心配も解消されると思います。
問題がある時は大きな病院を紹介されるなどがあると思います。
それでも放置せず、キチンと向き合うようにしましょう。
⇒ 舌癌について調べたことを偉そうに(笑)紹介したいと思います
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