ついに舌を切った結果【一部生々しい画像を含む】
今回は舌癌の手術の後としてはあまりないかもしれない「生体検査」についてです。
これまでに何度かお知らせしてきたように、舌癌で手術した部分に突起物が出てきました。
今回はこれを切る手術でした。
詳細をお知らせします。
舌にできた突起物の正体は「肉糸(にくし)」だろう、と病院の先生の診断です。
手術の時に使った糸が溶けずに出てきている。
そして、その周りに肉がまとわりついている形なので表面のコーティングなどなく弱い組織で少し触っているだけで血が出る、というものです。
実際、綿棒で触ったくらいで血が出ます。
経過観察(=ほおっておく)のもひとつの手段なのですが、いつになったら治るのか分からない感じです。
私は予防的な意味も含めて、切ることを選択しました。
その部分は切ったら「生検(せいけん)」と呼ばれる検査に出されます。
生体検査のりゃくかな?
要するに病理検査です。
切った舌の一部を細胞単位で顕微鏡を使ってみて癌細胞がないか検査することです。
最後の検査から2年以上経過しているのでここらで実際の細胞をチェックできるならやった方がいいに決まっています。
普通だったら痛いので絶対にやりませんが、なんかでちゃったから・・・
さて、いつものように椅子に座りました。
よく歯医者とかにあるあの椅子です。
今日は、何やら器具とか注射器とかが準備されています(汗
切ると決めたのは自分なんだけど、やっぱり怖いです。
大人だろうが男だろうが痛いものは痛いし、怖いものは怖い!
椅子にも座ったし、器具も目の前にそろっている。
先生も既に準備に入ってる。
でも、できることなら今からでも逃げ出したい!
でもでも、逃げたって何も解決しない。
ここは腹をくくって、切ってもらうしかない!!
検査・・・なんだけど、もはや手術は舌の側面を1cmほど切るというものです。
葉っぱのような形状に切って傷口を縫い合わせます。
最初は麻酔。
これは注射です。部分麻酔。
この注射が痛い・・・と思っていたけど、実際は先に舌の表面に塗るタイプの麻酔がありました。
5分ほど放置。
味がして少し甘い(汗
そのご注射。
舌に何度も注射します。
確かに痛い!
だけど、以前の記憶程痛くないかな・・・
最初の塗る麻酔がある程度効いているのかも。
ただ、この麻酔表面的なものだけで、奥には届かない。
だから結局舌に注射は必要なのです。
自分の左側面に何度か注射を打たれたんだけど、数回もうてばもう麻酔が効いている。
触られた感覚も、注射の針の感覚もない。
こうなると痛みはもう怖くない。
次はメス。
舌の側面を切るんだけど、舌は結構動きます。
だから先に糸を貫通させて、引っ張れるようにします。
以前は下の中央に糸を貫通させられたのだけれど、今回の先生は舌の側面に糸を通しました。
麻酔も舌の側面だけみたい。
舌の右側は感覚があります。(痛いとかは無い)
恐らく切っているのだけど、感覚はない。
ひたすらに先生が手術しやすいように口を開けることと舌を出すようにすることだけ考えてました(汗
ごそごそ作業が終わって、先生が言った。
「あと縫いますね」
舌の傷を何か所か縫い合わせているようです。
さて、縫った後の画像をアップしたいと思います。
人によってはグロいと思うかも。
嫌な思いをしたくない人は、ここでページを閉じてもいいですよ。
さて、それでは、切った後の舌の画像です。
糸で縫った後があります。
ちなみに、切る前の画像がこれ。
あんまり鮮明だとグロすぎるかも・・・
13時15分に始まった手術は、準備等も含めて13時52分には終わっていました。
問題の部分のさらに奥に白いところがあり、それが白板症だろうと言われています。
こちらはとりあえず経過観察で。
ちなみに、切り取った舌の画像も今回特別に撮影させてもらいました。
こちらも画像がショッキングすぎるので、回を分けて明日に公開したいと思います。
ちなみに、色は白くなります。
血が通っていないから。
帰宅後は麻酔が切れてきて、だんだん痛くなってきた・・・
今回は痛み止めと抗生剤、うがい薬をもらっています。
早速痛み止めと抗生剤を飲みました。
あれから2~3時間たったかな。
痛みが落ち着いてきました。
やっぱり切ったら痛いです(汗
でも、とりあえず気になっていた部分は切ったので良かった。
あとは、これを病理検査に出してもらって細胞単位で見てもらうことです。
これも問題ないと嬉しいな。
結果は1週間くらいで出るそうなので、またそのとき病院に行くことになります。
明日は、切った舌の画像も公開します。
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