【舌癌手術4回目:入院25日目】ついに退院!手術時の衝撃の事実を告げられる
入院生活25日。
ついに退院しました。
退院時は、嫁も来てくれたのですが、主治医から説明があるとのことでした。
過去に3度同様に手術・入院をしたのですが、こんなことは初めてです。
今回初めて、衝撃的なことを告げられました。
退院日のスケジュール
退院の日は、朝食を食べたら、その後は、検査も処置もありません。
とりあえず、お風呂は入らせてもらいました。
浴室が広いわりに、湯舟が狭いこのお風呂ともお別れです。
男は、月水金しか入れないので、どうしても頭がねたねたしてしまう、この環境からの脱却です。
あとは、支払い、部屋の片づけ、そして、「主治医からの説明」です。
主治医からの説明と衝撃の事実
主治医、担当医、サポートの先生2人、看護師、と5人が集まりました。
こちらは、私、妻、長男(自動車の運転の練習がてらきただけ)の3人。
これまではなかったことですが、手術中の写真を見ながら説明を受けました。
かなりエグイ写真もたくさんありました。
- 手術中の舌を糸でひぱった状態の写真
- 手術部位を決めた時、癌と思われる部位のマーキング画像
- ガンの部位から1cm離した位置の線引き画像
- 問題部位+正常(と思われる部分)の切除した後の画像(血管や神経が見えている状態)
- 切除した後の舌の画像
そして、切除した舌を検査した結果もありました。
まず、癌だと思われる部分は「癌」でした。
口底部のガンなので、「口底癌」と言うことになります。
そして、切った舌(肉片)の病理検査の結果、問題と思われる部分以外にも癌と言えるような部分があったことを告げられました。
これがどういうことかと言うと、「手術で一番悪いように見える部分は取ったけれど、これから癌になる部分が残っているかもしれない」と言うことです。
TS-1と言う抗がん剤も勧められました。
この抗がん剤は、2週間毎日12時間ごとに薬を飲み、1週間休む・・・と言う繰り返しのタイプです。
具合が悪くなったり、吐き気がしたり、貧血、食欲不振、下痢、口内炎、色素沈着、発心・・・いろいろありそうです(全部じゃないかもしれないけれど)。
疲れやすくなりますね。
これは、仕事が続けられなくなるかもしれない、と言うことでもあります。
そして、費用も結構掛かります。
1日2000円くらいかな。
多い月だと3週間毎日薬を飲むことになるので、4万円~5万円くらいかかる月があると言うこと。
安い時だと、月に3万円くらい。
割と痛手です。
さらに、月に1回は血液検査を受けないといけないので、さらに検査が増えます(汗)
抗がん剤治療は受けた方が良いですか、受けない方が良いですか、と言われたら、受けた方が良いのかもしれません。
できることは何でもできるうちにやっておいた方が良いのかも。
でも、お金的に、仕事的に、かなり厳しいことになります。
また会社を辞めたら、ご飯を食べるネタがなくなってしまいます。
とても悩ましい問題、新しい問題が出現したと言えます。
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