舌癌手術前検査5日目:【番外編】健康診断ではガンは見つからない
今週は手術前の検査で病院、病院、また病院と月曜日から木曜日まで毎日検査でした。
その項目はざっと見ただけで15以上。
そして、その直後、健康診断を受けました。
会社で受けることになっている普通の健康診断です。
ここで出た結果は!?
舌癌を見つけることができるのか!?
健康診断
健康診断って会社に勤めていると1年に1回受ける必要があります。
正確には経営者が労働者に受けさせないといけないようになっています。
ちなみに、ちゃんとした病院です。
それもちょっと大きい方と言う感じの。
一応お知らせしておくと、ちゃんとした病院です。
外科や内科、胃腸科、肛門科、などなどあり、救急指定されているような、病院です。
健康診断の流れとしては、受付を終えたら、血圧を測って・・・という流れです。
受けた検査は以下です。
健康診断で受けた検査
- 血液検査
- 身長測定
- 体重測定
- 腹回り測定
- 視力検査
- 聴力検査
- 脈拍測定
- レントゲン
- 心電図
- 問診
- 検便
赤い太字にしたものが今週既に受けていた検査です。
ダブりました。
でも、手術前の検査と健康診断では同じ血液検査だとしても、出す項目が違うのです。
例えば、手術前の血液検査ではコレステロールは測りません。
しかし、健康診断の血液検査ではコレステロールを測ります。
いくら検査ウイークを過ごしたからと言って、それをそのまま健康診断に提出することはできないのです。
さて、話は戻し、「健康診断でガンは見つかるか」ですが、答えは、「見つからない」です。
もちろん、レントゲンなど取るので、レントゲンに写るような肺がんなどあった場合、見つかるでしょう。
でも、レントゲンで分かる状態の時点で結構進んだガンです。
肺がんでステージⅣとかだったらかなり厳しい条件と言えます。
ちなみに、肺がんの場合、5年生存率は、ステージIで81.5%、ステージIIで48.4%、ステージIIIで21.3%、ステージIV期で4.8%と言われています。
初期(ステージⅠ)で発見できたら、5年後の生存率は約81%です。
交通事故などで死んでも数字は減るので、「ほとんど死なない」という数字だとみていいでしょう。
一方で、ステージⅣだと約5%なので、「かなりの確率で死んでいる」とみていいでしょう。
ステージⅢとかⅣでも見つからないよりはいいのでしょうが、初期の時にどれだけレントゲンで見るかるのか・・・
ちなみに、レントゲンでは胸部のみしか撮影しませんので、舌癌の場合レントゲンでは分かりません。
見つかる可能性があるとしたら、問診です。
でも、黙っていたら過去3度受けた舌癌の手術も、植皮したお腹の傷も先生は気づかないのです。
今回も黙っていたら、数日後に舌癌の手術を受けることなど健康診断の先生には分かりませんでした。
そもそも健康診断で口の中を見ることがあるのか・・・
舌癌の生存率
一応、舌癌の場合の5年後の生存率もお知らせします。
ステージ I:91%、ステージII:80%、ステージIII:65%、ステージIV:45%です。
ステージⅣでも肺がんの9倍の生存率です。
私の場合、まだステージ0か、ステージⅠくらいでしょうから、5年後もきっと生きています。
むしろ、交通事故に注意すべきなくらいでしょう。
こんな風に考えて自分を元気づけています。
普通の健康診断では舌癌は見つからないだろう、と勝手に判断してしまったので、口腔外科への定期検査はやめずに行くことにしたいと思います。
ちなみに、今日も健康診断のため朝食抜きでした。
健康診断の記入項目の一つに「定期的に食事をとっている」とあったのですが、「今週は検査のために1食抜いています・・・」って書くべきだったか・・・
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