【舌癌の経過】舌の荒れ具合と味覚について
前回の検査の時、口の中が荒れていると医者から指摘されました。
2週間後の再検査では、ほぼほぼ良いとの判断をもらいましたが、途中経過です。
舌に白い線がありました。
念のため再々検査です。
今度は約3週間後の検査。
その経過を備忘録的に記録します。
舌癌の検査結果
「舌癌の検査」と書くべきかよくわかりませんが、既に3度舌癌の手術を受けています。
いずれも再発再発です。
そのため、最後の手術からの1年間は月に1度の検査を受けてきました。
1年を過ぎたころから3か月に一度のペースで検査を受けています。
最後の手術が2016年8月なので、約1年8か月経過しています。
私と舌癌との付き合いはこちらにまとめています。
これまでは3年おきに再発、手術の繰り返しでした。
今回1年8か月で再発したとしたら、ペースが速くなっているということになってしまいます。
びくびくしながら検査を受けています。
現状の状態について
現在の状態をお知らせします。
きれいっぽく見えます。
まだ少し荒れているところがあって、しびれているというか、痛いというか・・・そんな感じのところはあります。
考え方によっては、かさぶたがはげる時みたいに治りかけの時のかゆみのような・・・
痛痒いような何とも言えない感じです。
気にしていた白い部分はなくなったように見えます。
前回の画像はこれです。
拡大するとこんな。
この線、白いやつが白板症ではないかと言う疑いがあったのです。
「白板症」について説明すると長くなるのですが、舌癌になるかもしれない症状、と言う感じです。
前がん病変の一つと言えます。
こんなに荒れている理由って、主にこれだと思っています。
そう、から揚げです。
大好きなので、熱々の状態で出されたら熱々のまま食べてしまいます。
昔から熱いものは平気だったのですが、単に口の中が鈍いだけだったのかもしれません。
なにしろ、油で揚げたものですからね。
このところ、落ち着いて食べるように心あげています(汗
舌癌と味覚
これだけ舌が荒れていたり、3度も手術を受けたのならば、味覚に変化はないですか、と質問をいただきました。
自分の感覚では変化なしだと思っています。
舌癌の手術の場合、舌の表面の皮を切り取るような手術になります。
舌を切る分、味覚が鈍くなったりすることがあると医者からは手術前に説明を受けました。
味覚が鈍くなるのと、舌癌があるのでは、比較になりません。
手術を受けるしか選択肢はなかったのです。
しかし、手術を受けたら必ず味覚がおかしくなるとは限りません。
自分では気づかないくらいなので特に問題ないですが、改めて考えてみました。
甘み
最も分かりやすい味覚だと言われています。
甘みは普通に感じています。
甘いものは好きです。
温度が下がると甘みを感じにくくなると言いますが、アイスクリームもおいしく食べています。
辛み
刺激的には「痛み」と同じと言われています。
私の場合、特に食べ物の制限などないので何でも食べています。
辛いカレーもおいしく食べています。
ワサビも問題なく食べてます。
ツーンとするのは唐辛子の辛さとは違い、舌と言うよりは鼻で感じる感じですが、手術の前と特に違いなく感じています。
酸っぱみ
人間は昔から悪くなったものを味で知る必要があったので、酸っぱさには敏感だという話でした。
梅干しは酸っぱいものの代表ですが、普通に酸っぱく感じます。
もっとも、最近ではあまり酸っぱい梅干しはなく、酸っぱさがおさえめのものが多いと思っています。
はちみつ漬けなどあり、むしろ甘いものもありますし・・・
厳密には「梅漬け」らしいですし。
「梅干し」はちゃんと酸っぱく感じています。
薄味
味覚ではないですが、淡白な味(薄味)のものも分かっているつもりです。
もちろん、味覚で仕事をしているわけではないので、厳密な意味で味覚に影響があるか・ないかは分かりません。
でも、日常生活で困らないくらいには味を感じていますので、私としては十分だと思っています。
実際に舌癌の手術を受けた人間のガチレビューなので、どこかで、誰かの役に立てばとシェアします。
お医者さんが出す情報はたくさんあるでしょうが、実際に受けた方の情報は驚くほど少ないです。
舌癌関係のブログを探すことになるのですが、舌癌はガン全体の5%未満。
そもそも経験者が少ないうえに、さらに自分の病状を発信する変わり者は少ないのが現状です。
そういった意味で、どこかでどなたかのお役に立てれば幸いです。
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