舌癌入院で早く退院できた理由、舌癌経験者のブログならでは
舌癌で手術、入院しました。
入院期間は15日でした。
意外と早かったのですが、その理由を考えてみました。
舌癌での入院期間が短かった理由
私の場合、過去に3回、舌癌の手術を受けています。
その3回の入院期間を比較すると以下の様になりました。
一番早いのは今回で、15日間。
一番長い時で20日間。
退院が短くて済んだ理由を考えてみました。
手術部位が微妙に違う
3回中2回は手術部位が似ています。
3回とも舌は舌なのですが、1回目、2回目は舌の側面から「口腔底」と呼ばれる舌の付け根の部分までを切っています。
凹んでいる部分に皮膚を貼るわけですので、くっつきにくいのは当たり前です。
そのため、風船状の部品にガーゼを詰めてそれを舌に縫い付けていました。
1週間くらい経つとこのガーゼが臭くなるんです。
口の中から臭いって、ちょっとした地獄です。
今回は主に舌の側面だったので、凸面でした。
以前に比べると皮膚を貼りやすかったと言えます。
ただ、押しつけないといけないので、ガーゼを取ると舌がへこんでいるような感じに・・・
※入院11日目の状態
ガーゼを汚さない様に心がけた
口の中のガーゼは今回は風船がなく、普通にガーゼを舌に糸で縫い付けて固定していた様でした。
このガーゼに食べ物の汁が吸いこまれた状態で放置すると、それが腐って臭いが発生します。
それを防止するために、とにかく食後の歯磨きと、定期的なお茶飲みを激行しました。
1時間おきにお茶を飲んでました。
このお茶は当然ガーゼにしみこまれ、ガーゼ内に残った食物のカスを洗い流します。
あとは、お茶中のカテキンが殺菌してくれると信じて(事実はわからない)ひたすらお茶を飲み続けました。
1日湯のみで10杯以上飲んでいたと思います。
歯磨きとうがいを徹底した
口の中を清潔にするためには、まずは歯磨きです。
ご飯を食べた(食べると言うよりは飲む)後は、しっかり歯磨きをしました。
そのとき、1回目、2回目の入院は手動での普通の歯ブラシの歯磨きでした。
今回(3回目)は音波歯ブラシを持っていきました。
電動歯ブラシと音波歯ブラシは全く違います。
電動歯ブラシとは、歯ブラシが電動で動いて歯を磨くのですが、電動歯ブラシが1分間で5000回前後(2000回~7000回くらい)の物が多いです。
人の手ではこんな動きはできないので、十分すごいと思います。
ところが、音波歯ブラシは、1分間に2万回~5万回振動とケタ違いです。
使い方は普通に軽く歯磨きするだけ。
普通の歯磨きに振動が加わるので、プラークの取れ具合がすごいのです。
歯の付け根がすごく分かりやすいのですが、つるっつるになります。
1回で違いが分かるので、買って損はない歯ブラシと言えます。
テレビショッピングやラジオショッピングで買うと1万円近くしますが、アマゾンで買ったら2000円くらいです。
もっと安いものを選ぶと1000円くらいからあるみたいです。
これで歯を磨くとプラークが手みがきよりも確実に取れるので、より清潔になると言えます。
もちろん、100%のプラークを取ることは出来ませんが、病院の先生からはしっかり磨けていると褒めて頂きました。
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