舌癌の2回目の手術について
私が経験した、舌癌の2回目の手術についてお知らせしたいと思います。
1度目の舌癌手術から数年経過した時です。
正確には、1度目の手術が2010年10月12日。
2度目の手術が2013年7月18日。
この時の舌の状態も画像でシェアしたいと思います。
ご自身が舌癌かも、と思われている場合は参考にされて下さい。
承諾書が残っていました。こちらもシェアします。
文字が小さいので書きだすと、術式名は、「舌部分切除術(術中迅速病理検査)」と「腹部からの植皮術」となっています。
舌、部分切除 ですよ!
字が既に怖いです。
現在の状態
(この時の)現状として、
左舌縁~口底部にかけて発赤を伴う白斑を認めます。
病理組織検査にて上皮内癌の診断を得ています。現在明らかな転移は認めていませんが、放置すると癌が進行し、転移する可能性があります。切除手術が必要です。
とのこと。
舌なんてちょっと噛んだだけでも痛いのに、切るって・・・
考えただけでも体中の力が抜けます。
手術方法
約5~10mmの正常組織(安全域)を付けて口底部、舌の一部、下顎歯肉の一部を切除します。
また、腫瘍周囲には瘢根(はんこん)組織、舌下腺などが存在し、それらも一部含めて切除します。
癌が確実に切除されたことを確認するため、手術中に組織顕微鏡検査を行います。
上皮異形成や上皮内癌の残存があれば追加切除します。
切除部位には腹部から植皮を行い、丸めたガーゼを縫い付けて押さえます(タイオーバー)。
腹部はドレーンを留置しそのまま縫い閉じます。
よーく読むと、「極めてまれに麻酔などによってショックが生じることがあります。」など怖いこともさりげなく書かれています。
手術の結果
色々と怖いことが書いてある承諾書ですが、医者としても最悪のケースについて説明しておく必要があるのでしょう。
妻と2人で説明を聞いて、それぞれ同署にサインしました。
予定通りに手術は実施されました。
前回(1回目)の手術では、舌の患部を切って、縫いしぼめたので舌の皮が突っ張った状態でした。
どこか動かしにくい状態でしたが、2度目の手術ではお腹の皮を移植しています。
結論から言えば、2度目の手術はしてよかったと思います。
もちろん、舌癌を切除できたのは嬉しいことなのですが、術後の舌は快適です。
数日は痛くて痛くてしょうがないのですが、皮膚がパッツンパッツンだとやっぱり違和感がありました。
お腹の皮を切るなんて怖い内容でしたが、そのほうが良かったみたいです。
でも、もう一度手術を受けたいか、と言われたらもちろんNOです。
最後の手術から約2年。
年内に追加の手術が必要かもと思う日々です。
今度は舌癌ではありませんが、この時の手術で皮膚を縫い合わせたりしているので、舌の側面がガタガタです。
これを切ってトリミングする手術を勧められています。
先日の更新でもお知らせしましたが、舌の側面が隆起しているところがあります。
少し気になるので、これも合わせて手術せよと髪が言っているようにも思えます。
次回の検査は11月後半。その前にもう一度検査してもらって、手術するか打ち合わせたいと思います。
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