【舌癌手術後40日目】いよいよ迫ってきた抗癌剤治療の必要性
舌癌手術後ある程度時間が過ぎて普通の体調に戻ってきつつあります。
ところが、終わった訳ではありません。
「抗癌剤」重たい言葉がすぐ近くまで迫ってきています。
手術後の検査の時に抗癌剤治療を勧められました。
既に同意書も渡されています。
あとは、サインするだけの状態です。
私にとって抗癌剤治療にはわからないことがたくさんあります。
このブログでもたびたびお知らせしてきましたが、「無知」や「未知」は人に恐怖を抱かせます。
そこで病院の先生に気になっていることをいろいろ聞いて、質問攻めにしてきました。
私が病院の先生にした抗がん剤治療に関しての質問と回答
抗癌剤の治療期間は?
連続服用期間は2週間。
そして、1週間おやすみ。
補足
抗癌剤はテレビやドラマで見るように点滴の抗癌剤ではありません。
飲み薬だそうです。
パンフレットでは、4週連続服用で2週お休みとなっていました。
それでも、自分の場合はどれくらいの期間を予定しているか聞いたら、服用期間自体を変えるという答えでした。
少しだけデータがそろってきたみたいで、4週服用と2週服用で結果にそれほど変わりがないことがわかってきたそうです。
だから私の場合も2週服用で1週休憩にするということでした。
費用のこと
以前、ざっくり教えてもらった時は、月に2万円くらいと聞いていました。
実際に聞くと、投薬量によって金額が違うそうです。
1日2,420円~3,630円だそうです。
2週間投薬で33,880円~50,820円となる計算です。
ある月のことを考えると、2週間投薬、1週休み、1週間投薬となるはずです。
つまり、最大で1か月に3週間投薬することになるわけです。
その時の費用は、1か月あたり50,820円~76,230円となりますね。
月に2万円というのはどこから来た数字でしょう・・・
もしかしたら、上記の3割負担という意味なのかもしれません。
これは改めて先生に聞くことにします。
副作用はあるのか
点滴ではなく、飲み薬ということで、副作用もどこか軽そうなイメージがありました。
そこでちゃんと先生に事前に聞きました。
そしたら、抗癌剤なので副作用はちゃんとある、ということでした。
一番多いのは、吐き気。
その他にも症状は多岐にわたります。
同意書に書かれたものでは、吐き気、食欲不振、全身倦怠感、口内炎、下痢、発疹、皮膚の色素沈着、腎不全、肝不全、心機能障害、味覚障害、流涙(涙が出る)などがあります。
パンフレットにはそのほか、肺炎なども書かれています。
白髪になるとか、髪が抜けるか、も聞きましたが、あるかもしれない、ということです。
思いつく限りの副作用はあり得るということで、どの程度おこるかは個人差があるそうです。
ちなみに、約10年前私の知っている人が癌で抗癌剤治療を受けた時は、ほとんど副作用はなかったと言っていました。
本当に人によっていろいろなのでしょう。
パンフレットについては、起こりうるすべての可能性を書いておく必要があるのでしょう。
抗癌剤の必要性
そもそもになりますが、抗癌剤が必要なのかも聞きました。
現在私の舌癌はステージⅠ。
私のイメージでは抗がん剤治療はステージⅢからと思っていました。
ステージⅢからは全身への転移があり得ます。
どこに癌の細胞があるのかわかりません。
常に動いている可能性もあります。
その特定できない癌をたたくのが抗癌剤。
だから、ステージⅢ以上で抗癌剤だと思っていたのです。
私の場合は、舌癌で部位は決まっていました。
ところが、ほんの少しですが、違う位置にも「癌の予兆」が見られました。
上皮異形成です。
どこに癌が起きそうかもわからない。
そこそも起きていないかもしれない、だけど過去に3度舌癌になったのは間違いありません。
そこで、抗癌剤だというのです。
抗癌剤の副作用が大きい場合、入院もあり得る、と。
そうでない場合は、基本的に自宅療養です。
10月26日には最終的な回答をすることになっています。
それまでは、自宅療養で手術を受けた舌を癒すことにしています。
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