会社員では舌癌治療が難しいか
今回は「会社員では舌癌治療が難しいか」について考えてみます。
先日、私は舌癌の定期検査に行きました。
平日です。
・・・と言うのも、土日は病院は休みです。
厳密に言えば、病院自体は動いているのですが、入院している患者用です。
外来患者の受け付けはしていません。
平日にしか行けない病院なら、平日は働いているサラリーマンにとって
通院は難しいのではないかと考えたのです。
私のことを例にして、通院頻度、費用、時間などについて
考えてみましょう。
通院頻度
通院頻度など詳細をご覧頂ける場合は、こちらに私の舌癌の歴史があります。
⇒ 舌癌の私の歴史
手術を受けて、1か月から2か月くらいは、2週間おきに検査に行きました。
手術後ですからね。しょうがありません。
問題はその後です。
半年以内は、概ね1か月おきに検査に行っています。
そのあとは、概ね2か月おき、3か月おきのスパンになっていきます。
ちなみに、私の場合最後の手術から約1年半経過しています。
現在は、3か月に1回程度の検査となっています。
普通に有給があれば、サラリーマンでも通院の時は休みを取って
通院できそうです。
ところが、手術の時は約3週間かかるので
有給は使い果たしてしまうでしょう。
有給はゼロになりますが、
半年から1年で20日程度有給がつくのでは?
検査の日は有給を取ることになると思います。
でも、通院はできそうですね。
費用
上記のページをご覧頂ければお分かりだと思いますが、
検査はそれほど高額の検査はありません。
通常の触診は200円とか600円とか微々たるものです。
3か月に1回くらいはエコー検査を受けています。
これは首の辺りのリンパ節の画像を撮っているようです。
この時の検査代でも2,000円弱です。
費用の面でも問題なく受けられそうですね。
これくらいの費用ならば、特に保険などなくても大丈夫かも知れません。
手術の時は比較的大きな額になるのですが、
通院の時はそれほど費用はかかりません。
時間
さて、検査の頻度は3か月に1回くらいならば
問題なく受けられそうです。
それでは、検査の時間はどれくらいかかるでしょう?
触診の時は、口の中に指を入れて触って検査します。
あとは見た目です。
舌癌になると舌の表面が荒れていたりして、
いかにも悪い色になります。
見た目と、触った感じで検査しているんですね。
たまに、写真を撮ったりして進行していないかなども
見てくれています。
この検査の時は、朝9時に行くと、10時かには終わっています。
検査時間は10分程度です。
エコー検査が3か月に1回程度あります。
この時は、まずエコー検査を受けて、次に触診です。
エコー検査は約40分くらいかかります。
横になってエコーで検査してもらいます。
薄暗い部屋なので眠くなります。
多分寝てると思います(笑
その後、触診です。
これはやはり10分程度で終わりますが、
少しだけ待ち時間があります。
この時は、朝9時に病院についたら、
検査が終わって、支払いまで終わるのは
11時~遅い時で12時近くになることがあります。
会社員として考えると、「半休」で何とかなるかもしれません。
しかし、病院から会社までの移動時間、
食事の時間などを考慮すると
半休では時間が足りなさそうです。
サラリーマンは検査の日は有給にする必要があると思います。
問題が起こる時
病気としては「癌」ですから、
会社としてもよほどブラックでない限り
通院のために時間を取っても悪いと言わないでしょう。
ところが、転職などをした場合、
新しい職場では通常半年くらいは有給がないはずです。
そのとき、通院が難しくなります。
欠勤として病院に良ければいいのですが、
検査に行かなくなってしまうかもしれません。
これは危険です。
手術は終わって、問題ないのでしょうが、
再発がないかは継続的にチェックして行くべきです。
気付いた時にかなり進行していたらどうしようもありません。
こういった検査などはお金に替えられないものがあるはずです。
おざなりにせずに、欠勤(無給休暇)してでも
検査に行く方がいいと言えます。
少なくとも私はその様に考えます。
あなたはどう思いますか?
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