今日、2016年3月22日は舌癌の手術後何回目かもう忘れたころの定期検査でした。
概ね2か月とか3か月に1度の検査になっています。
検査と言っても毎回の触診が主です。
2回に1回程度エコー検査も受けています。
今回は、ちょっといつもと違う打ち合わせをすることになりました。
検査はいつも通りでした。
まずは、触診でした。
よく歯医者にあるような椅子が10脚か20脚かあろうかと言う部屋で検査を受けます。
検査を受ける部屋
中々撮影できないので、開いているドアから室内を撮影。
あごの当たりを触ったり、口の中に指を入れて舌を触ったりします。
今回は舌の側面にできている「肉糸(にくし)」が気になっていました。
「肉糸」とは、縫う時に使う糸のこと。
舌を縫う時に使った糸なのですが、通常は溶ける糸を使います。
ところがたまに溶けないことがある。
そして、そのまま舌の中にあればいいのだけれど、時間経過と共に体外に排出されて行くというのです。
ある程度までは、糸の周辺には肉が付いている。
だから肉糸なのでしょう。
私は今この肉糸と思われる膨らみが舌にできています。
手術後はなかったけれど、半年か1年か経過したころから徐々に、そして急に成長しました。
急に成長するというと心配なので、わざわざ見せに行ったこともありました。
ところが、医者の見立てでは大丈夫だろう、と。
肉糸と思われるポッチ
これは本当に弱い組織で、綿棒でつついたりするだけで血が出るのです。
超怖いじゃないですか。
でも、医者に相談すると、何もしなくても血が出る場合がある、と。
人騒がせだぜ「肉糸」。
今回は、ちょっと見てもらって部分麻酔でこの肉糸を切ってほしい、と相談しました。
肉糸は、このポッチ内だけじゃなく下の方まで糸が残っていることがある、とのこと。
切る場合は糸が更に出るかも、と。
その場合は、ポッチだけではなく舌自体も少し切ることになるかもしれません、と。
また切るの・・・
だんだん少なくなっていっちゃうんじゃないの(汗
今回は下の前歯の裏のあたりの歯茎にボッコシ口内炎ができていたので、そして、その周辺がただれていたので「ヤケドだと思うのですが・・・」と言うと、
「よく見るヤケドですね!(きっぱり)」
と言われました。
ただ、ヤケドの下がどうなっているかは治らないと分かりません。
2週間後にまた病院に行って見てもらうことになりました(汗
肉糸はその時切ってもらいます(滝汗
麻酔があるので痛くはないけれど、口の中でハサミやメス同士がカチャカチャ当たる音が聞こえて超怖いやつです。
口の中で刃物が複数ですよ。
しかも、舌は動かない様に糸が貫通した状態で引っ張り出している状態。
もう、いまから怖い・・・
でも、ポッチは切ってもらいたい。
頑張ります(汗
ちなみに、口内炎には「ケナログ」の方が良いですよ、とケナログを処方されました。
ケナログを処方された
以前もらった、「フェナゾール」は粘度が低いからすぐに流れる、と。
じゃあ、なぜ以前はフェナゾールをくれたのか・・・
そんなに言うなら、ケナログを・・・
結局口を動かしたりすると、薬が動いてしまうのでガーゼかティッシュに塗って、患部に貼る方式が有効です。
【ケナログの効果】
口内の炎症を抑える副腎皮質ホルモンの塗り薬。
【副作用】
口内の感染症、刺激感、発疹、かゆみ、口内のしびれ、味覚異常、味を感じないなどが起こることがある。
どうも入院までは必要ないみたいです。
部分麻酔だけでいいみたい。
その日に終わって、その日に帰る感じです。
ただ、数日舌が痛くて食事が大変なんだよな・・・
それはまた再来週(次回の検査の時に)考えます。
2つ目の検査は、エコーです。
30分~40分で終わるんだけど、退屈です。
目をつぶったままだし。
今日も寝た・・・
次回もうちょっと詳しく紹介します。
こっちもつつがなく終わりました。
触診とエコー検査、ケナログの処方で2000円くらい。
そんなに困る程の金額ではない。
ちなみに、3割負担です。
実際はこれだけで7,000円近い検査なのですね・・・
いつもなら、先にエコー検査を受けて、そのあと触診です。
触診の時にはエコー検査の結果を教えてくれます。
今回は他の人の手術が入ったとかで順番が逆になりました。
まあ、それはいいので、エコー検査の結果は次回の検査の時に教えてもらうことに。
だって急がないから。
その旨先生に伝えると
「何もなければ次回の検査の時に、何かあれば電話します」
と(汗
電話来たら怖いなあ・・・(汗