お寿司を食べに行きました。
私の場合舌癌発見のきっかけの人つが「お寿司」だったので、
お寿司を食べに行くと舌癌のことを思います。
お寿司を食べに行って何を感じるのか、
お知らせして同様の経験がある方に共感いただければと思います。
お寿司、それは本来舌癌とは全く関係のない料理です。
しかし、なぜ私の舌癌発見とお寿司が関係しているのか、
過去に何度かお知らせしたことはあるのですが、
私のブログはそれほど知名度があるわけではありませんので、
そこからお知らせして行かないと話が成り立たないと思っています。
思い起こせば数年前。2010年の話です。
多くの子供は回転寿司が好きです。
私の子供も同様で、家族で回転寿司に行きました。
そこで舌の側面に醤油が滲みました。
ちょうど口内炎の時に醤油が滲みるように、それと同じような痛みと言うか、違和感です。
何度か回転寿司に行くたびに舌が痛いので、
「思いきって歯医者に行って治してもらうか!」
と言うのがきっかけです。
元々歯で舌を噛んでいると思っていたのです。
いつも噛んでいるからいつまでも治らない、と。
そして、歯医者に行って歯型を取って分かったのです。
「歯では舌を噛んでいない」と。
歯医者の先生はすぐに紹介状を書いてくれました。
それで現在通っている歯科大に行くことになったのです。
舌癌だと分かり、手術を受けました。
かなり早期だったということで、そんなに大変な手術ではありませんでしたし、
手術の失敗と言うものは存在しない状態でした。
手術後は比較的良い状態だったのですが、
一度舌癌になった舌です。
「舌癌になりやすい環境」と言う物ができ上がっています。
遺伝なのか、生活習慣なのかわかりません。
しかし、これまでと同じにしていたら、また舌癌になる可能性があります。
言い方によっては「再発」なのでしょうが、
手術の時には問題の部分は確実に切っています。
「新しく舌癌になる」と言う状態もありえます。
その後何もなければ、何も思わなかったのでしょうが、
私の場合は、2度目の手術を受けています。
1度目に受けた手術の後の部分に白い線のようなものが浮かび上がるようになりました。
手術を受けてだいたい半年後くらいのときのことです。
検査の結果、切った部位から癌細胞が見つかりました。
そこで、2度目の手術を受けることになったのです。
2度目の手術から1年半が経過しています。
先日ちょっと舌から血が出たりしてナーバスになりましたが、
その後調子がいいです。
そこで、「回転寿司」です。
先日またお寿司に行ったのですが、醤油が滲みることもなく、
おいしく寿司を楽しむことができました。
別に醤油に滲みたら舌癌と言う訳ではありませんが、
私の場合は舌癌発見のきっかけであったことから
お寿司を食べに行くといつも滲みるかどうかを気にしてしまいます。