数日後には舌癌手術のため入院します。
今回で4回目です。
言うならば、ベテラン(?)です。
そんなベテランが、入院のために買った3つとは何かをシェアします。
医者は持って来るものを案内します。
洗面器、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、ひげそり、タオル、バスタオル、くつ、ティッシュ、はし、湯飲み、コップ、スプーン、楽のみ、ストロー、下着、寝まき、くつした、イヤホン、を病院からは案内されました。
もちろん、それらを準備します。
では、入院のベテランが何を買ったのか!?
洗面器は、前回の入院から3年経過したので、すでに処分してしまっていました。
改めて買うことにしました。
でも、ダイソーで十分です。
108円ですから。
以前は、ホームセンターで買っていましたが、600円していました。
どうせ使い捨てです。
100円ショップで十分です。
ふりかけはたくさん買いました。
とにかく、入院しているときはご飯が最悪です。
ご飯と言うか、「汁」なのです。
こんなの。
全部液体。
中でも、「ご飯」が一番大変です。
お粥のつぶつぶを全部失くした全粥なので、洗濯のりとかわりません。
それを飲むので、とにかく味がない!
一応、塩だったり、ゆかりだったりが付きますが、全体の味付けをできるわけではありません。
味が付いたところだけを飲んで、そのほかは残す…
お腹は本当に空いているのだけれど、食べられないものは食べられないことを知りました。
それ対策として、ふりかけです。
とにかく、ご飯に味をつけます。
コーミシャンタン的なやつです。
別の会社なので、香味ペーストと言う名前です。
全粥ってなにも塊はありませんが、お粥と言えばお粥です。
全く味がないのは本当に食べられない。
そこで、中華スープの素を買いました。
これで味付けをして飲む作戦です。
予想できそうなものを準備したうえで、わざわざ入院のために買ったもののうち、2/3がお粥に味をつけるためのもの。
これがどういうことかお判りでしょうか?
入院の時の一番の敵は「食事のまずさ」なのです。
元々病院の食事なので、あんまりおいしくありません。
更にそれをミキサーで完全に液にして出されます。
もう、歯ごたえとか全くないのです。
出かけられない。
病院から出られない。
食事がまずい。
しゃべれない。
術後の部分が痛い。
地獄です。
監獄よりもひどい。
少しでもこの地獄を緩和させる手段としては、食事の改善しかありません。
病院の食事が変わる訳はないのです。
そこで、個人でできる範囲抗いたいと思ったわけです。
どれほど効果を上げるか、実際に入院した時にシェアします。