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【舌癌の早期発見】舌癌は見える癌|だけど早期発見が難しい理由とは

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舌癌患者である私は自分の病気についてすごく調べました。

舌癌は舌にできるがんで、その多くは表面にできるので、口を開けたら症状が見えるはずです。

ところが、舌癌の場合早期発見が難しいと言われています。

その理由についてお知らせします。

 

 

舌癌の恐ろしいところ

一口に癌(がん)と言っても、胃にできた癌は「胃がん」、肺にできた癌は「肺がん」、大腸にできた癌は「大腸がん」とそれぞれ呼び名が違います。

単に呼び名が違うというわけではなく、それぞれ特徴があるのです。

多くの癌のピークは60代と言うことです。

 

しかし、舌癌は若ければ20代でもあり得る癌です。

30代でもあり得る癌で、私は35歳で発病しました。

ピークは50代と言われています。

 

発見したら、多くの場合、外科的に切除することになります。

そうしないと、他の癌の入口にもなってしまう癌です。

舌癌から口腔がん、リンパに転移して肺がんや胃がん、大腸がんなど全身に転移することがあり得るのです。

 

舌癌は早期発見できるはず

胃がんや肺がん、大腸がんは日常生活において、見ることができない。

普通に生活していて、胃や肺、大腸を見る機会があったら大ごとです。

 

一方で、舌は歯磨きの際など1日1回は見ているのではないでしょうか。

ただ、全く記憶に残っていない。

それは普段から「意識していない」と言うことがあげられるのではないでしょうか。

毎年新たに7000人が口の中のがん、口腔がんになっています。

病院で診断された人だけでそれくらいなので、実際はもっとかもしれません。

 

7000人の半分と言うわけではないのですが、毎年、口腔がんで3000人の方が亡くなっています。

そして、口腔がんの約半分が舌癌です。

 

口は消化器系の入口。

舌を含めて口の中にできたがんは、のど(咽頭がん)、のどぼとけのあたり(喉頭がん)、食道(食道がん)、胃(胃がん)、大腸(大腸がん)に発展します。

癌細胞が川を流れるように下流に流れていくのです。

こうして、舌癌、口腔がんは、約30%の方がほかのがんと重複して複数のがんを持つというわけです。

 

舌癌は、主に舌の表面にできることが多いのです。

つまり、口を開けて鏡で見たら見えるはずなのです。

 

それでも意識的な問題で視覚的には見てはいるけれど、意識的には見えていない状態です。

「調子が悪いなぁ」と思ったときは、割と進んでいたりして・・・

それが怖いところです。

 

舌癌は早期発見で早い処置をすれば、5年後の生存率は90%以上とかなり治る癌なのです。

「違和感があるな」と2週間以上感じることがあったら病院に行って診てもらうだけです。

 

気になったらぜひ診断してもらってください。

 

舌癌の特徴は自覚がないこと

胃がんの早期発見率は70%程度と言うデータがあります。

口を開けたら見えるはずの舌癌は、23%とのことです。

 

早期発見が遅れる理由はいくつかあります。

口の中は、時々トラブルが起こるのが当たり前。

今回もその調子だと高をくくってしまうのです。

 

次に、早期の舌癌は痛みなどないのです。

あっても口内炎程度。

私の場合も、お寿司を食べた時に醤油が滲みるとか、サラダを食べたらドレッシングが滲みるとか、そんなレベルだったのです。

 

放置しようとしたら放置できたレベル。

我慢しようと思ったら、我慢できるレベル。

それが、舌癌の初期症状です。

 

口内炎だとほんの数ミリでも痛いですよね。

あんな痛みはないのです。

実際に、自分が経験しているので言えることです。

 

口内炎だと小さくてもすごく痛い

 

舌癌はかなり広がっても痛みはほとんどない。

 

舌癌の早期発見のために

舌癌の早期発見のためには、舌癌のその前の状態、「白板症」の時に処置することだと言えます。

 

白板症

あまりなじみがない言葉だと思います。

白板症とは、口腔外科以外のお医者さんでもあまり知らないことがあるくらいです。

 

舌に白いかさぶたのようなものができます。

これ自体は痛くないことがほとんどです。

これが、将来的に癌になる予備軍、「前がん病変」なのです。

 

舌じゃないけれど、自分自身の白板症の過去の実例をお見せします。

左側の白い丸の中の白い部分、何にもないのに白いままです。

しかも、その周囲がやたら赤いですよね。

これが良くない状況でした。

その後、この部分は手術で取り除いています。

 

口の中が周囲の色と違うと感じた時、それが2週間~3週間続くときは病院に診てもらいましょう。

 

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okuno

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