【舌癌手術4回目:入院5日目】手術の腫れのピークと入院患者が嫌うもの

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入院5日目の2019年6月8日土曜日。

手術後4日目となります。

手術は無事に終わったのですが、痛みは続いていて、腫れもすごい。

そんな中、もっとも耐えられないのは・・・

そのあたりをシェアしたいと思います。

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腫れの具合

以前までの舌の手術と違って、口底部の手術が主だったのと、切った範囲が広いことがあるのでしょう。

口の中がまだまだ痛いです。

顎の下が腫れまくってます。

首がないのです。

ペリカンのくちばしの様になっています。

口が閉じれないくらい腫れているのです。

 

先生曰く、腫れのピークは3日目だという事でした。

つまり、これから腫れは引いていく方向だと。

 

一度、痛み止めを切らしてしまったときの痛みを知ってしまったので、怖いというのが出てきてしまいました。

6時間おきに痛み止めを飲んでいいのですが、8時間あけていました。

それも、昼間ではなく、痛みを感じやすい夜中のことです。

舌がチクチクするような痛さと、顎が重たくなる痛さです。

バリエーションがあるのがまた辛い。

 

耐えられないこと。

今の入院生活で、耐えられないことを備忘録的に書いておきたいと思います。

部屋の温度

地味ですが、部屋の温度って大事です。

私の場合、2人部屋を1人で使っている状態なので、好きな温度に設定できます。

舌癌での入院

この点において、既に私はストレスフリー。

ただ、4人部屋とか、6人部屋の人もいるので、自分の好きな温度に出来ない人もいます。

暑かったり、寒かったり、そして、「少しだけ変える」と言う自由自体がありません。

みんな周囲に気を使います。

6人部屋だったりしたら、自分が我慢してしまうのです。

 

室内の音

音も人が生活していたら必ず出るものですが、人によっては不快に感じます。

例えば、咳。

他人の咳が続くと、やっぱり不快です。

 

おならも他人のものとなると嫌でしょう。

液の物ばかり食べるからか知りませんが、なんだかおならがどんどん出るのです。

これも同室の人がいたら嫌でしょうね。

 

室内の光

昼間はほとんど気づかないけれど、夜になると気になることがあります。

それが「光」です。

1人部屋でも朝6時にライトが付くので、それすらも嫌ですが・・・

 

夜中にトイレに行く人がいます。

それは自分も行くから良いのですが、ライトをつけたりするので目が覚めてしまうのです。

夜中に薬を飲む人もいるので、ライトも必要だったりします。

この辺りも、複数人いたら避けられないものです。

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室内の臭い

自分も知らず知らずのうちに臭いがあります。

他人の家に行ったら、他人の家の臭いがあると思います。

あれと一緒で、共同生活においては、他人の臭いがするのです。

 

体臭がきつい人などちょっと・・・

そうでなくても病院だと2日に1度しかお風呂に入れなかったりするので。

やっぱり一人の部屋が最強です。

 

痒さ

植皮をしたのですが、お腹から皮を取りました。

そこを縫っています。

縫っているだけではなく、ガーゼをして、テープで止めています。

 

そのテープが段々かゆくなってくるのです。

 

痛さ

段々逃げられないものになってきます。

手術したのだから痛いに決まっています。

 

痛み止めを飲んでも痛いものです。

痛みにも耐えないといけません。

私の場合は、一番の敵は「痛み」かな、と思っています。

そういった意味では、ごく普通の入院ですね。

 

お見舞いの人

見舞いの人が来た時の笑い声って意外と不快です。

自分が健康でないから羨ましいのかもしれません。

自分の家族が着て笑っているのは全然平気です。

でも、同室の人にお見舞いが来ていて、笑い声がしていたら・・・

 

お見舞いに行った人は気づかないことだと思います。

だって、何も悪くないし、そんなことを考えもしないでしょう。

 

でも、入院している者としては、他人の笑い声って癪に障るのです。

 

一人部屋、二人部屋、四人部屋、六人部屋

音の問題や、温度の問題など、一人なら解決するものもあります。

その分、部屋代が高くなります。

保険などの用語でいうところの「差額ベッド代」です。

 

通常の入院代に加えて追加料金を払うことで、快適な部屋になります。

 

でも、一人部屋って高いです。

1日1万円です。

追加料金が1日1万円です。

 

二人部屋は1日3,000円。

全然違います。

 

私の入院している病院は二人部屋の場合、患者を詰め込むのではなく、できるだけ分散させ、いっぱいになったら二人目を入れていく方針みたいです。

だから、ゴールデンウィークなど人が込み合うときを避ければ二人部屋を一人で使える可能性が高いのです。

 

病院によって色々な考えがあるでしょうから、方針などは病院に直接聞く方が良いでしょう。

不快さ、大変さ、辛さは、お金に替えられないものがあります。

可能ならば、快適さを取り、辛さを少しでも減らしたいものです。

 

もちろん、一人部屋の場合、部屋にトイレもシャワーもあるようなので、自由にシャワーを浴びれますが、二人部屋の場合は共用のものを使うことになるなど、不便な点もあります。

※病院によって違います。

 

会社のこと

人によっては仕事のことが気になってしょうがないかもしれません。

給料のことも「会社のこと」にくくる話かもしれません。

 

たとえ有給休暇があっても、安心して休めない人もいるでしょう。

私の場合、もう入院は4度目。

「慣れ」があります。

嫌な「慣れ」ですが・・・

 

入院している時くらい、他のことは忘れて、ゆっくり入院しておくのが良いでしょうね。

保険などに入っていたら、お金の心配も少なくて済みます。

医療保険やがん保険は入っていた方が良いですね。

健康な時は、それほど価値を見出せないかもしれませんが・・・

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