「舌がん」の発症前の(初期の)兆候を教えて下さい。
よく質問を頂くことの一つです。
「舌がん」の発症前の兆候を教えて下さい。
舌癌とは、あまり馴染みがないでしょうし、
周囲に舌癌になった人も少ないでしょうから
どういう状態が舌癌で、どうしたらなるのか、
知りたい方が多いようです。
舌癌の初期症状はなかなかわからないようです。
口腔外科の先生も言われていました。
私の場合の早期発見の経緯は、
舌の痛みがあったので歯医者さんに行って
歯を削るようお願いしに行ったときのことです。
歯科医の先生が舌の状態と、
舌の付け根(口腔底といいます)の状態を見られ、
大きな病院の口腔外科への紹介状を書きます、と
言われたことが早期発見の経緯です。
「前癌仲間」の例では、痛みの伴わない口内炎のような
白い潰瘍(かいよう)が、定期検診発見され、
病院を紹介され早期に発見されたと言う事例があります。
口の中に白や赤の荒れた部分が出現することが多いようです。
周囲の色と比べて「なんか違う」と感じたら要注意です。
ひどい時は味覚障害が発生することもあるようです。
日頃食べているものの味の感じ方が変わるという状態です。
舌癌の原因について
煙草やアルコール、ストレスなどが原因と言われています。
これらは、舌癌に限らず全ての癌に言えることです。
舌癌特有の原因としてよく言われるのが、
定期的に歯で舌を噛むことが挙げられます。
しかし、極端に歯並びが悪いなどない場合を除いて
多少感だからと言って舌癌になるわけではありません。
虫歯などで歯のエッジが鋭く刃物の様になっていて、
日常的に舌を傷つけ続けると舌癌になりやすい可能性がある、
程度です。
舌癌の予防について
何と言っても口の中を清潔にすることだといえます。
毎食後歯磨きをするなどを心がけるといいと思います。
よくある「モンダミン」のようなものは
綺麗になりそうですが、殺菌などはしません。
爽快感はあるのですが殺菌成分は入っていないので
あまり意味はないそうです。
あくまで口臭予防とお考えください。
口腔外科の先生からの情報です。
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