舌から血が出たら舌癌か
今回は「舌から血が出たら舌癌か」です。
通常舌から血が出ることはないと思います。
舌から血が出るようなことがあったら、舌癌でしょうか?
舌から血が出ることが考えられるケース
舌から血が出ることが考えられるケースを以下にお知らせします。
舌を噛んてしまった場合
何かを食べたり、しゃべったりしている時に噛んでしまった場合です。
当然血は出ますが、数分程度で血は止まるといえます。
食べ物で舌をケガをした場合
何かを食べている時に舌を噛んでしまう場合です。
これも痛いですし、血も出るのですが、数分程度で血は止まるはずです。
舌にできた血豆がつぶれた場合
まれに舌に血豆のような物ができることがあります。
専門的には、血腫(けっしゅ)と言います。
歯に下が当たり血豆になることで血腫はできてしまいます。
そのほか、ストレスなどでできることもあるようです。
舌の粒々、味蕾が膿んだ場合
舌全体にある粒々のことを味蕾(みらい)と言います。
人間には味蕾が1万個程度あるようです。
菌が入りこんだりして、腫れてしまうことがあります。
膿んでしまったりして、血が出ることがあります。
これも数日で治ると思われます。
舌癌の場合
癌だから血が出る、という訳ではありませんが、傷のようになってしまった場合、傷口に癌があると細胞同士がくっつきません。この場合、血が出続けることがあります。
血自体は数分程度で止まることがありますが、少しの刺激で再び血が出たりします。
3週間程度改善されない場合は、病院にかかって専門医に診て頂くことをお勧めします。
色々なケースがあるので、舌から血が出たからと言って、必ずしも舌癌とは限りません。
でも、血が頻繁に出るようだったら、病院で診てもらうことをお勧めします。
その際は、耳鼻咽喉科か口腔外科になりますが、個人的には口腔外科をお勧めします。
検査だけなら、歯医者さんでも口腔外科を兼ねているところが多いので、近所の歯医者さんで大丈夫だと思います。
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