舌癌の早期発見のための初期症状をシェアします
舌癌の早期発見のための初期症状をシェアします。
色々と舌癌について調べていると、早期発見が重要であることがありありと分かります。
しかし一方で、舌癌の早期発見は意外と難しいようです。
その理由として、舌癌は馴染みがないことではないかと考えています。
そこで、私のことを例にして舌癌の初期症状をお知らせしたいと思います。
私の舌癌発見の経緯
このブログでは何度か私の舌癌の発見についてお話ししましたが、これも参考になるかもしれないので復習しておきましょう。
私は元々舌を噛んでいると思っていました。
舌に小さな傷があり(見えない)、食べ物によっては舌に滲みていたのです。
そして、その傷はなかなか治らないので、治る前にまた噛んでいるのだと思っていました。
ちなみに、それは4年間に及びます。
今考えたら明らかに異常な長さです。
でも、その時は「歯で噛んでいる」と思いこんでいたので、思っていることと言えば「いつか歯医者に行かないとなぁ」と言うことくらいでした。
仕事が忙しかったこともあって、なかなか歯医者に行くことができずにいましたが、夜10時まで営業している歯医者さんの発見でようやく受診することになったのです。
そして、その歯医者さんで「これは噛んでいるのではない」と診断されたのです。
その時、大きな病院への紹介状を書いてもらうことになったのです。
そして、その大きな病院と言うのが、「福岡医科歯科大学総合病院」でした。
そこでの再度の検査で、舌癌と診断されました。
・・・と言っても、当初は「白板症」と「上皮異形成」と診断されていました。
白板症は舌の一部(主に側面)に白いものが付いている病気です。
舌の上に乗っているコケみたいなやつではなく、取れないんです。無理にとったら痛くなりますからダメですよ!
舌の皮膚の表面が剥げたということですので、かなり痛くなりますよ。
実際の当時の私の写真も掲載しておきますね。
上皮異形成は、細胞の大きさがちぐはぐになってくる病気です。
細胞には核がありますが、この核の大きさも大きくなったり、小さくなったりして配列がおかしくなってしまう病気です。
傷があったのですが、くっつきが悪くいつまでも治らなかったのはこのせいです。
下図は、病院の先生が説明の時に書いてくれたメモです。
舌癌初期の患部の見た目
舌癌初期の患部は見た目的には、ほぼ正常な時と変わりはないと思います。
私のように白板症があったり、上皮異形成があったりするかもしれませんので、白板症の時は見た目にも白くなっているのが確認できるでしょう。
上皮異形成は、それ自体は見た目的には分からないことが多いかもしれません。
舌癌初期の患部の痛み
舌癌の患部の痛みは、通常あまりないと思います。口内炎の方がよっぽど痛いです。
痛い場合は既に何かしら他の症状が進行しているかもしれません。
私の場合は、上皮異形成があったので、小さな傷が治りませんでした。
寿司を食べた時に醤油が患部に滲みたのです。
「このままじゃだめだ」と思わせてくれた事柄なので、私にとってはラッキーなことだったのかもしれません。
舌癌初期の患部の症状
一番の症状としては、上記でも書いたようにお寿司を食べた時に醤油が滲みたことです。
それ以外に痛いといっても口内炎の方がよっぽど痛いくらいです。
それほど痛いということはありません。
味覚などにも全く影響はありませんし、しゃべっていて相手が聞き取りにくいということも全くありません。
つまりは、普段と全く一緒です。
唯一あったのが醤油やカレーなどのスパイスが滲みることだけです。
それほど痛い訳ではないので、4年間もそのままになってしまっていました。
そして、それをそのままにしてしまわないようにしたことが私の舌癌の早期発見につながったのだと思います。
もしあなたがどこかに何かしらの不具合を感じていたら騙し騙しやっていくのではなく、一度病院に行ってみてもらうようにしましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません