急遽、検査をしてもらうことにしました
舌癌のブログをやっていると、日々色々な相談を受けます。
そんな中で一番多いのは、「自分は舌癌ではないか」と言う心配のお問い合せです。
色々あります。
舌を噛んだとか、ケガしたとか、ピアスをあけたとか・・・
そんな時私がどう答えているのかお知らせします。
癌経験者が伝えたいことは多分同じだと思います。
相談された時の答えはいつも同じ
相談してこられる方は100%何かしら自分の身体に不調を感じています。
もちろん、程度はあれ、自分は何かおかしいと感じている。
絶対に病院で診てもらうべきです。
でも、自分では病院にかかれないのです。
その理由をまとめました。
自分を信じられない理由
めんどくさい
自分の身体のことです。めんどくさがらずに。
時間がない
命よりも大事なものはありません。十分に時間は使った方が良いと思います。
どうせ検査だけだったら全然時間はかかりません。
10分とか、5分とかの可能性もあります。
どこに行っていいか分からない
舌に不具合があった時、どの病院の何科に行けばいいのか分からない方が多いです。
人間分からないことがあると不安になります。
口の中の事は口腔外科で大丈夫です。
あごの下や耳の下あたりの場合も口腔外科の場合があります。耳に近い場合は耳鼻科の場合もあります。
そして、その口腔外科は歯医者さんと一緒になっていることが多いです。
正確には、歯医者さんが口腔外科も扱っています。
例えば、こちら。
うちの近所に新しくできた歯医者さんの看板です。
このように、口腔外科も書いてあります。
普段あまり縁がないところなので、見えていないだけなのです。
私もそうでした。
いくらかかるか分からない
確かにいくらかかるか分からないと不安かもしれません。
1,000円なのか、1万円なのかもわからないと構えてしまいます。
でも、普通に診てもらうだけなら1,000円とか、2,000円とかです。
全く問題なくて、さらに普段からよく行く歯医者さんに見てもらったとき、無料かもしれません。
その程度なので、確認はぜひされて下さい。
大変なことになったらどうしよう
検査を受けることでとんでもないものが見つかったら・・・それも心理かもしれませんが、仮にとんでもないものだったとして、放置している方がとんでもないです。
早く診てもらって、安心した方が健康的です。
病院までの時間も、検査のお金も、全然必要ではありません。
「現在の状況に自分が向き合えるか」
ではないかと思います。
「なんかできてた」
「気づいたらこうなってた」
なんて思うかもしれませんが、癌も同じノリでいつの間にかなっているものです。
そして、逃げ道は無いのです。
逃げる時・・・それは自分の死の可能性を高めている時なのです。
多くの方の場合、何でもないと思いますので、ちゃんと医者に診てもらって、「大丈夫」と太鼓判を押してもらったら方がご自身が安心だと思います。
「安心料」だと思ってその対価を払ってください。
舌癌患者が恐れること
さて、これまでのことと関係していますが、舌癌だけでなく、全ての癌経験者が恐れることがあります。
それは、再発です。
一度ガンを経験している分、可能性は未経験の人よりも高いといえます。
また、自分でも「癌になった自分」をリアルに想像できます。
特に、舌癌の場合は口をあけたら見えます。
手術の後も状態が良い、悪いが一目瞭然です。
私自身、2度手術を受けています。
それぞれ切り取った皮膚からは癌細胞が出ていますので、再発していたと言っていいでしょう。
1度目の後も毎日舌を確認してしまいます。
ちょっとした口内炎でも色々思い出します。
醤油やスパイスが滲みた場合、大丈夫かな、と心配になります。
検査してもらうことになりました
私の場合、手術をしたところは、ガタガタです。
お腹の皮を植皮した為、お腹の皮を貼ったところはまだ白い感じですし、縫い合わせた部分はどうしてもガタガタになっています。
恥ずかしながら画像をアップします。
時間と共に少しづつ良くなっているようでもありますが、つるんとしたいわゆる「普通の舌」になるためには、トリミング手術と言う、簡単に言うと、ガタガタ部分を切り取る手術が必要です。
しかも、その出っ張った部分の一部が白くなっているように見えます。
(画像では少し黄色か、茶色に見える部分)
私の判断では「白板症」です。
白板症はそれ自体は悪い物ではないので、広がっていなければ切る必要はありません。
ただ、一部で傷のようになっている部分があるみたいでそこが滲みます。
普通のものなら大丈夫ですが、醤油とか、カレーのスパイスとか、酢とか。
このデコボコの後ろの部分はかなり気になっていて、時々触ったりしていました。
昨日、綿棒で触ったら少しだけ血が付いていました。
舌で血がつくなんて普通ではありません。
血が出た部分でまた細胞変異が起きていることを心配しています。
最悪の場合、そこに癌細胞がある可能性もあります。
様子を見るのもひとつの手ですが、早速医者に電話しました。
「不調があった時に診てもらった方が良い」とは、他人に言っているいい加減なことではなく、私自身も実行すべき重要なことなのです。
結果はこのブログでまたご紹介します。
費用などが気になる方もおられるでしょうから、実際にいくらかかったか公開します。
当ブログを「お気に入り」に入れておいて頂くか、メルマガにご登録頂いておけば、更新をお知らせするようにしています。
現在口の中のあらゆる不調で、病院に行こうかどうしようか悩んでいる人がいたら、その人が検査を受けるきっかけになれば、と思い公開しました。
若干グロ画像で恐縮ですが、ご了承ください。
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