舌癌患者が手術後癌から解放されるかについて
舌癌の患者が手術をしたとして、その後は癌から解放されるかと言うと、全然そんなことはありません。
おそらく、多くの癌も同様ですが「再発」と言う恐怖にさいなまれ続けます。
そういった意味で、ちょっと調子が良ければ、気分が良く、ちょっと悪ければ、落ち込むような感じです。
手術から約1年半経過した私が今の心境をつづります。
私が最後の手術を受けたのは、約2年半前です。(改めて計算したら2年8か月でした 汗)
⇒ 私の舌癌の歴史
その間、調子はいいような悪いような・・・
調子がいい時も確かにあります。
何ら問題なく。
ただ、調子が悪いこともあります。
今回の場合、下の一部が盛り上がる「肉糸(にくし)」です。
前回の手術の時に舌を縫った糸が溶けずに舌の中に入っているのだろう、とのこと。
悪いときは舌に触ったら血が出るし・・・
ある時はウキウキしていて、その数日後には落ち込んでいることもある。
もう、ちょっとした「情緒不安定」です。
女子中学生の恋愛の様な不安定さ・・・
現在抱えた問題としては、その肉糸の部分が痛い。
舌(のでっぱりの部分)に触ると血が出ます。
触っただけで血が出るのなんていい状態とは思っていません。
ちょっと怖いけれど、自分の舌なので逃げるわけにもいきません。
今度病院に行ったときに部分麻酔でこのポッチを切ってもらおうと思っています。
また舌に麻酔の注射を何度も打ちます。
だんだん麻酔が効いてくるので、痛くないのですが最初の数回は「ちくり」としていたいです。
しかも、口の中でメスとか、はさみとかカチャカチャ動くのでかなり怖いです。
とても目を開けられたもんじゃないです。
もう一つの(しょうもない)問題。
最近唐揚げを食べすぎました。
ランチなどで唐揚げをよく食べたと思います。
別に舌癌になったら唐揚げを食べたらいけないということではありませんが、冷える前に思いっきりかぶりついている・・・
だから、下の前歯の裏側のあたりの歯茎に唐揚げの固い皮が当たり、傷になっています。
数日経過したので、口内炎になっています(汗
しかも、それだけではなく唐揚げからは熱い油が出ます。
口の中をやけどしてしまいました。
ちょうどそのやけどで荒れた様子が舌癌の状態に似ています(汗
ちょっと怖いので、しばらく唐揚げを封印しています。
そして、ケナログ(口内炎の薬)もけっこう塗っています。
おかげさまで、ずいぶんよくなりました。
おそらく舌癌が別のところに出てきたのではなく、単なるやけどだったのだと思えるようになりました。
すごく心配したんです。
それくらい情緒不安定(汗
手術後の調子を「予後(よご)」と言いますが、予後が悪いとすごく不安になります。
さて、あと数日唐揚げを封印し続けて、次回の検査の時にはベストの状態で臨みたいと思います。
それでも、肉糸があったらもう切ってもらいます。
たぶん痛いけど、たぶん怖いけど、でも自分事なので逃げられないのです。
まあ、こうしてブログに書くことができるので、いくらかいいのかもしれません。
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