舌癌で入院している人へのお見舞いはなにがいいか

お見舞い, 入院, 手術, 舌癌

今回は少し視点を変えて、舌癌になった人の気持ちではなく、お見舞いする人の立場になって考えたいと思います。
知り合いや友達、家族が舌癌になって入院してしまった場合のお見舞いの品やお見舞いの時期についてお知らせします。
舌癌の人のお見舞いに行くことがあれば参考にされてください。

 

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お見舞いの時期

舌癌で入院した場合、多くの場合は外科治療です。
要するに全身麻酔をして、癌の部分をメスで切る手術です。
癌の位置にもよりますが、口腔底という口の中でも舌の付け根の部分の場合入院が長引きます。
恐らく手術後1週間~10日は舌が歯などに糸で固定されていることもあり、食べるどころか満足にしゃべることが出来ません。

 

手術後3日間くらいは痛いので、絶対にこの頃は外し、10日くらいまではしゃべることもできないので遠慮した方がいいでしょう。
病院内しか歩いて回れないので、狭い世界で一人で痛みと戦っています。
そのような姿は友人や会社の人など弱みを見せられない人には見てほしくないものです。

 

お見舞いに行くとしたら入院後2週間後くらいがいいでしょう。
この頃になると、糸も外れて、痛みも少し和らいでいます。
(それでも痛くない訳ではなく痛み止めを飲み続けている状態)

とにかく1日が長いのでマンガなどで時間をつぶします
小説などしっかり読まなければならないものは、頭が痛いので読めない状態です。

 
手術の部位が舌の側面の場合は比較的回復は早いです。
それでも1週間くらいは痛みと戦っています。
抜歯もどんなに早くても1週間はかかります。

入院している人の状態は外からは分からないと思いますので、入院後2週間くらいしてからの方が確実です。
入院自体は、概ね3週間~4週間かかると言えます。

そのうち2週間くらいは固形物が食べられず、流動食のようなものを「飲む」生活です。

 

お見舞いの品

入院後2週間以降のお見舞いの品として、簡単に読めて、暇つぶしになるマンガなどがいいでしょう。
抜歯が終わって、流動食から少しづつ固形物になっている時は「ふりかけ」が最高です。

ふりかけ

 

病院食はどこも美味しくないです。
とくにご飯はどの患者でも食べられるように通常よりもやわ目に炊いてあります。
日常と違う環境で長時間たいくつで、唯一の楽しみが食事と言うような状態で、食事がおいしくないというのは絶望的です。

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せめて「ふりかけ」があればそれなりにご飯が食べられます。
私の場合は、ふりかけが最高でした。

ちなみに、舌癌で入院している時の食事はこんな感じです。

入院初期

ほぼ液状の食事

舌癌で入院中の食事

 

中期

抜歯が終わり少しづつ固形物が出てくる

6分がゆ

 

後期

通常食に近くなってくる

通常食1

 

入院している患者にしてはいけないこと

舌癌で入院した場合、食事が満足に摂れません
食事の時間も流動食だったりします。
また、口の中に食べかすが残るのでこれが気持ち悪い!

 

食後は過剰なほど歯を磨いてうがいをします。
間食などもNGです。

 

首から下は元気なのに、ご飯は満足に食べられない状態が続きますので、おいしい臭いがするものや、ピーナツなど臭いのするものはNGです。
患者の部屋で一緒にご飯を食べようと思って(自分の分の)お弁当を持って行った・・・などは最悪です。

おかしも、お弁当も、全てNGなので食べ物は持っていかない方がいいと思います。
はいいと思います。
ただ、最近の病院では花粉による花粉症対策や、花粉が飛散しての汚れを気にするところもあります。
事前に病院に連絡してお花を持って行っても大丈夫か聞いた方がいいでしょう。

 

まとめ

舌癌で入院した患者は手術後数日は痛くて痛くて何もできない。
1週間~10日くらいで抜歯されると思うので、2週間程度経過してからお見舞いに行く方がいい。

ご飯など食べられなくて不自由しているので、お菓子やお弁当はNG

お花などはOK(病院の確認が必要)
最強のお見舞いは、ふりかけとマンガ

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